2010年2月9日火曜日

実験練習会(2月5日金曜日)





25(金曜日)は実験の練習会を実施した。
前の週のMGMP(地域の教師の学習会)で、集まった理科の先生たちに、これまで行った実験や作った実験道具の紹介、インドネシアではどこの学校にもある実験キットの使い方の説明などをしたところ、話が盛り上がり、みんなが苦手としている記録タイマーの使い方を練習することになったのだ。


前日に、念のため3人の先生にSMSで時間と場所を連絡しておいた。
5分前集合ができなくなった私は、約束の2時丁度に学校に到着。
インドネシアのjam karet(ゴムの時間:自由に伸びたり縮んだりする)にすっかり慣れているので、30分くらいは遅れるなと思いながら掃除や準備室の整頓をしながら気長に待つ。
1時間経過し、「もしかしたら誰も来ないかも…」とあきらめかけていたところに、いちばん付き合いの長いHasmaがあわててやってくる。
あきらめかけていたので、来てくれただけでもうれしかった。

さて、肝心の記録タイマーだが、あいにくの停電で電源が使えず実験ができない。(DC端子もあったので乾電池をつないでみたが動かず…)
演示実験や生徒実験のために準備しておいたものにHasmaが興味を示したので、先にそれらを試すことにする。
Hasmaはどの実験でも一つ一つの結果に大きく反応を示して喜んでくれたので、私もとても楽しかった。

実験キットを使ったもの、準備室に埋もれていた器具を活用したもの、自分で実験装置を作ったものなどなどを紹介したが、彼女が一番気に入ったのは私が段ボールで作った気体の対流を観察する装置。
実は彼女の勤める学校は宗教省管轄の中学校で、私の配属先のような教育省管轄の学校に比べ、規模も小さく、予算も少なく、実験道具どころか理科室さえない状態なのだ。
そんな中で、彼女は色々と工夫して実験を取り入れているとのこと。
理論や法則を教えるときには必ず実物やそれに代わるものを示し、理解を深めさせているという。
だから、身近なもので作った器具は彼女も自分の学校で試せるのだ。

さらに、印象に残った一言。
「生徒の家にあるようなもので実験すれば、興味を持った生徒が帰ってから自分でも試せるでしょう?」
私にとって、とても大きな一言だった。
確かに私の要請内容にも「身近なものを活用した実験を考え、生徒の興味関心を高める…」というような一説があったはず。
ここに来る前は、どんなものがどんな実験で使えるかな、と思いを巡らせていたはず。
でも、ここに赴任して、倉庫に眠っていた大量の新品の器具や、準備室でほこりにまみれていた多種多様な器具を見たとき、「何とかこれを活用しなければ。先生たちにこの器具の使い方をマスターしてもらわなければ。」と思ってしまったのだ。

ここの生徒の多くは体温計で体温を測った経験すらない。
理科室での実験は日常とはかけ離れたもので、実験の結果得られた理論も自分達の生活とは関係のない何やら難しいものと思わせてしまったのではないだろうか。

と、帰国1カ月半を前にして、またまた後悔の嵐。

うーん、これは残りの時間で少しでも日常生活と理科を結び付けるよう努力することと、あとは日本の生徒に還元していくしかないかなあ。

さてさて、結局夕方まで停電は続き、記録タイマーは使い方を説明しただけで終わり。
ほかの2人は結局来ず。
でも、Hasmaと一緒に色々なこと教えたり教わったり、本当にやってよかった。

2010年2月5日金曜日

Ana



今日は学校が終わってから、そのまま自転車で友達Anaの家へ。
といっても、会うのは今日が2度目。
先週、隣の県にスタディーバンディングに行ったときに知り合った、同じ郡内のIPS(社会)の先生だ。
私は、もともと人見知りで、人の家を訪問するのは苦手な方だが、帰国が近くてどこでも行ってみようという気持ちがあり、何より、Anaとは何だか自然に打ち解けて、遊びに行くことになったのだ。

学校から家とは反対の方向に約20分、汗をかきかき自転車をこいで行った。
高床式の結構大きな家。
着いたらさっそくお昼ごはんをいただく。
で味付けしただけの貝のスープがあり、日本を思い出す味でおいしかった。

食事が終わったら、少し話した後、疲れただろうからと昼寝するよう勧められる。
彼女の部屋の大きなベッドに二人で横になる。
初めて訪ねた家で、眠れないだろうと思っていたのもつかの間、降り出した雨の音を聞きながら、2時間近くも寝てしまっていた。
(近所の親せきの家もそうだが、高床式の家はなぜかよく眠れる。)

起きると、黒いもち米の粉で作ったお菓子(名前を忘れた)が用意されていた。
お父さんや、伯父さん、お姉さんとその旦那さんなども集まってきて、お菓子をつまみながら話をする。
高床式の家は、床も壁も隙間だらけで、風通しがよく、そのぶん人の出入りも自由な感じ。

話は尽きなかったが、そろそろTogo-togoの家族も心配しているころと思い、5時前にお暇する。
Aniは、コピー屋に行くついでだと言いながら、オートバイで自転車の私に並走し、家まで送り届けてくれた。

帰国まであと少しだけど、こんな新しい出会いも1つずつ大切にしていきたい。

決意表明?



今、停電の中、久しぶりにブログの原稿を書いています。

気がつけば、インドネシアでの生活も残り1ヶ月半。
学校の教員や生徒、近所のおじさんやおばさん、ペテペテ(ミニバス)で隣に座った人、などなどに、「もうすぐ帰るんだね、残りわずかだね。」と日に何度も言われる。
そして、あれもやっておけばよかった、これもやっておけばよかったと後悔することが毎日何十回もある。
ここ数週間、悶々としていたけど、いまさらじたばたしても仕方がないので、毎日できることを一つずつやっていこうと思った。

実際、1月末からは、今まで停滞していたことが一気に動き出して、もっと早くに手がけられていればと思いながらも、ちょっとした充実感を感じている。

まずは、予算がついたおかげで、MGMP(地域の教師学習会)1年ぶりに開かれ、久しぶりに郡内の理科の先生たちと顔を合わせ、1回限りだけど実験の練習会の企画ができたこと。
 そして、理科教員不足で活動の意義を見失いそうになった巡回校のルンビア中学校で、新しく赴任してきた先生と組んで、授業研究を実施できたこと。
 また、以前からカウンターパートと話していた、アルンケケ郡内での授業研究も実施されることになり、私の帰国までに計5回の計画が立ったこと。
 それから、単発だけど、放課後の課外授業で生徒30人を対象に、簡易カメラ作りの科学教室を開催することになったこと。

この機会を最大限に生かせるように、これまで自分に不足していた、
1 準備を確実に行うこと
2 まわりの人とコミュニケーションを十分にとること
3 インドネシア語の苦手意識に負けず、自分の意見をしっかり伝えること
  を心がけていきたい。


 具体的に、やりたいことは、
1 郡内の授業研究で、毎回自分の意見をしっかり言う。
2 最後の授業研究の日に、帰国報告を兼ねて提案をさせてもらう。

おまけとして、
・村の人や子どもとたくさん話をして、Bahasa Daerah(現地語) を一つでも多く覚える。
・報告書○号を来週中に仕上げる。
・ルンビアの理科室の整理を手伝う。

おととい、植村直己の本を読んで、人一倍臆病な筆者が冒険に臨む時、多くの人に宣言し、後に引けないようにするということが書いてあったので、私も後に引けないように、ブログに書いてみました。

後は、実行あるのみ。

2009年10月15日木曜日

学校再開


 8月末から9月末までは1か月以上のラマダン・レバラン休暇だった。

 休暇の1ヶ月間は、タイへの任国外旅行に始まり、バリ島からロンボク島・スンバワ島を経由してフローレス島までのバスと船の旅、最後に母と姉とのバリ観光と、旅行三昧。機会があれば、その様子もいつか紹介したい。


 さて、学校生活が再開して2週間と少し。今学期は、これまでのカウンターパートに加え、もう一人の理科教員の授業にも参加し、そして要請にあった巡回先校にも行くことに。

 月~木はアルンケケ中学校で物理の授業に絞って全クラスに参加し、同僚教員の先生とティームティーチング。

 金、土は家から片道1時間半のルンビア中学校で物理と生物の授業の輔佐。

 空き時間がなくなったので、放課後に学校で実験準備をすることも。

 といっても、日本で働いていたときとは比べ物にならないくらいのんびりだけど。


 気がつけば、ここでの生活も残り半年を切ってしまった。

 すっかり、インドネシアのペースにはまってるけど、気持ちを引き締めて、過ごしていきたい。

 

2009年8月22日土曜日

Gerak Jalan


 8月17日はインドネシアの独立記念日。

 インドネシア人にとって、大切なこの日に向けて、何日も前から様々なイベントが開催される。

 私はイベントのひとつ、Gerak Jaran(行進)に学校の女性教員、女性職員、男性教員の奥さんたちとともに参加した。2週間前から練習が始まり、夕方1時間程度、校庭や学校周辺で行進。同じ学校の生徒チームや、隣の小学校の児童チームに先生チーム、さらに、歌や踊りを披露するチームも練習をしていて、夕方の学校はいつになく賑やか。

 そして、8月15日、県大会、8月17日郡大会の本番を迎えた。うちのチームはピンクのバティックにピンクのロングスカート、ピンクのジルバブというユニフォーム。私も、ジルバブデビュー。暑い中、それぞれ約2kmの行進を行った。

 結果は、郡の大会が第3位、そして県の大会はなんと第1位!!

 優勝という結果もうれしかったけれど、何より、同僚の先生たちと、夕方集まって一緒に汗を流したり、休憩時間にくだらないおしゃべりを楽しんだりできたことがうれしかった。

 具体的には説明できないけれど、インドネシアの人たちの気持ちがなんだか少し理解できた気持がする経験だった。

 

 

2009年6月27日土曜日

節目の月。


6月23日、インドネシアに来て1年の節目を迎えました。
そしてその日、丁度私の勤めている学校では、3年生の全国統一卒業試験の結果発表がありました。いろいろとあったけど、全員無事試験に通り、中学校の卒業資格を得られたようです。
私は、体調を崩して学校へ行くのが遅くなり、着いたときには発表は終わっていました。しかし、まだ学校内や周辺に生徒がたむろしていて、その姿を見てびっくり!!みんな、髪の毛や顔や制服にスプレーを掛けあって色とりどりになって騒いでいるのです!!
そして、それは例年の習慣みたいで、先生たちも遠くから笑って見守ってるだけ。
私が行く前には、学校のグラウンドでも大騒ぎしていたそうです。
日本ではすぐに呼び出して説教となるところだけど、みんなでお互いをたたえあい、喜んでいる姿にこちらもうれしくなりました。

2009年4月17日金曜日

ワークショップ

 4月4日(土)に、他の理数科隊員と協力して、任地でワークショップを開催しました。
地域のMGMP(教師の勉強会)の活性化を目的として、模擬授業、授業の振り返り、効果的な板書についての提案、他の先進的な地域のMGMPの取り組みの紹介、といった内容で行いました。ジェネポント県の中学校の理科教師を対象としていましたが、初めての開催で、参加者が集まるかどうかがとても心配だったのですが、当日は遅れながらも多くの先生に来ていただき、ほっと一安心。模擬授業でも実験に興味シンシンで取り組んでくれました。内容の吟味や段取りなど、不足する点も多かったのですが、今後のMGMPを活性化するきっかけに少しは貢献できたのではないかと思います。
 そして、このワークショップを通じて、同じ理数科隊員、近隣の隊員、調整員、そしてカウンターパートをはじめとする配属先の先生方、ホームステイ先の家族や親せきの方々と、本当に多くの方に支えていただいているということを実感することができました。みなさん、本当にありがとうございました!!!

 

2009年3月22日日曜日

異文化交流

 3月20日金曜日、ジャカルタでバングラディシュの隊員との交流会がありました。バングラディシュの教育行政関係者のインドネシアへのスタディーツアーに小学校教員の隊員も参加したとのこと。そして、インドネシアの理数科教師隊員との交流の機会が設けられたのです。
 さて、顔を合わせてみると、バングラディシュからの参加者5名は、全員私と同じ隊次。一気に親近感がわきました。彼らの任地での活動は、現職の教員のトレーニングセンターで、小学校の先生に算数の指導法を教えるというもの。インドネシア側の参加者は中学校で実際に生徒に理科を教えたり、理科教師のサポートをしたりしているので、活動内容は異なるものの、どちらの国も抱えている教育問題には共通点が多く、隊員が苦労し悩んでいることも重なる部分が多々ありました。ということで、午前中は予定を大幅に超えて盛況な話し合いになりました。
 午後は、バングラ隊員の要望で、教材を集めに街に出ることに。ジャカルタは、同じインドネシアに住む私から見ても都会だけど、バングラ隊員からみると、本当に信じられないくらい進んでいるらしく、どこへ行っても5人そろって驚きの声をあげていました。
 日本食を食べながら懇親を深め、楽しい一日を締めくくりました。
 降ってわいたような機会で、思いもかけず異国の隊員と交流する時間が持て、本当に、貴重な経験ができました。

2009年2月27日金曜日

最近の出来事


 今週は、日本とジャカルタから2人のスタッフの方が視察に来られ、授業を参観してもらいました。11月にも同じようなことがあったけど、今は、毎週授業をやっているので、ずいぶん余裕をもってお客さまを迎えられました。1年生の化学、「物質の分類」の単元で、豆電球や磁石を使って、金属とそうでないものを分ける実験を行いました。私のインドネシア語はいつもどおり滅茶苦茶だったけど、生徒もいつもどおり一生懸命聞きとってくれ、ついでに間違いは訂正してくれるというとこまで見てもらいました…。
 さてさて、話は変わって、今日は任地での移動手段について紹介。学校へは自転車に乗っていっています。ここでは自転車は子供の乗り物と思われているようで(魚や野菜の行商の人は別)、私が自転車に乗っている姿は非常に珍しいらしく、半年経った今でもいろいろな人に声をかけられ(からかわれ?)ます。その分、自転車に乗っている日本人ということで、たくさんの人に覚えてもらっています。
 第2の足はペテペテというのり合いタクシー。小型のバンタイプの車で、庶民の生活になくてはならないもので、市場ででたくさん買い物をしたお母さんたちもよく乗っています。さて、昨日もこのペテペテを利用したのだけど、乗ってびっくり、なんと、先客に山羊さん(1頭)と鶏さん(10羽)が…。横に座ってたIbu(おばさん)の話では、翌日、Ibuの家であるパーティーのごちそうになるのだとか…。毎日、面白いことは尽きません!!

2009年2月6日金曜日

近況報告

 1月5日semester2(2学期)が始まり、早くも1か月がたちました。
今学期は、1年生2クラスを私が、3年生4クラスをカウンターパートが中心になって授業をすすめ、お互いの授業を参観するという形をとっています。
 12月までに、実験のある授業を数回もたせてもらったけれど、自分でずっと受け持つとなると責任も重大ですし準備も大変です。でも、自分で単元の計画から立てることができ、班作りや授業のルールなども自分で決められ、自分のやりたい授業が少しずつ実践できています。
 これまでに「物質の膨張」や「熱量と温度上昇」などの内容を学習しました。ペットボトルの上にコインを載せ、お湯で温めると膨張した空気が逃げることでコインが動くといった簡単な実験でも、生徒は興味シンシンです。でも、なぜそうなるのかといった理由を考えることに慣れていなくて、自分で考える前に「答えは何?」と正解を求めることがよくあります。カリキュラムには難しい膨張率の計算などが出てきて、生徒は理解する前に難しい公式を無理やり覚えるという学習が普通になっているようです。
 これからも、たびたび実験を取り入れて、自分で考える楽しさを味わってもらえたらなと思います。

2008年12月15日月曜日

隊員総会

 現在、インドネシア中の協力隊員が集合する隊員総会への参加でジャカルタに来ています。(このブログ、ジャカルタで書いたものがほとんど??)
 同じ職種の隊員、違う職種の隊員、帰国の近い先輩隊員、赴任したばかりの後輩隊員、いろいろな人からいろいろな話を聞き、たくさん刺激をもらいました。
 理数科教師の隊員が集まって、分科会も開催し、教材作りや指導案の検討と、しっかり勉強もしました。
 そして、村生活が続いている私にとって、ジャカルタはおいしいものがたくさんのある、幸せの町です。居酒屋(日本食)、韓国焼肉、ホテルの朝食、今回もしっかりたっぷり栄養吸収しました。


 さて、学校はそろそろsemester1(1学期)も終わりに近づき、明日からは試験開始。1週間程度試験があり、そのあと先生が採点期間に入り、授業はほとんど行われないようす。教務主任をしているホームステイ先のBapak(おとうさん)によると、試験後、生徒は1週間以上体育だけをして過ごすらしい。
 1月から始まるsemester2の計画を同僚の先生と考えることになっている。物おじせずに新しいことに挑戦してみたい。

2008年11月22日土曜日

お久しぶりです。

 気がつくと、2か月以上ブログを更新できずにいました。
その間の大まかな出来事。

<9月>
 日本から来た姉と友人とインドネシアをJalan-Jalan(旅行)。ジャカルタでおちあい、同期の配属先の国立公園でエコツアーをし、ジョグジャカルタで遺跡見物、バリのウブドで伝統芸能に触れ、スラウェシ島に戻ってホームステイ先の家族と団らん、と盛りだくさんの3週間でした。自分自身、まだ知らないことも多く、十分なガイドは出来なかったけど、インドネシアのいろいろな文化、そしてたくさんの人たちとふれあう旅行になりました。帰国後、友人から来年もぜひ来たいと感想をもらいました。

<10月>
 任地に戻って、活動再開。授業を見学するだけではなく、カウンターパートの先生の苦手な物理分野で、法則などを私が説明してみたり、実験を取り入れた授業をさせてもらったりと、活動内容が一歩前進しました。しかし、実際に動いてみると、自分の語学力不足を思い知らされたり、現地の先生の授業に対する認識の違いに戸惑ったりと、新しい課題もたくさん出てきました。

<11月>
 ジョグジャカルタでの先輩隊員の活動を見学したり、県の教育庁で行われているジャイカのプログラムの会議を見学させてもらったり、学校の外に出ていろいろなことを知る機会が多くありました。他の学校を見たり、さまざまな立場の人の話を聞いたりすることができました。

 
 自分で少し動き始めてみると、次々とやりたいことが見えてきたり、周りの人からたくさんの反応が返ってきたり、思った以上の大きな動きになるのだなということを実感しています。課題は山積みだし、うまくいかないことのほうが多いけど、一歩ずつ前進していけたらなと思っています。

 

 

 
 

2008年9月19日金曜日

Jakarta

 今、プアサ休暇を利用してジャカルタにある隊員連絡所に来ています。
ジャカルタは都会で、新鮮な野菜・果物・牛乳、美味しい日本食、種類の豊富なパンやお菓子、何でもそろってます。(食べ物ばっかり?)交通機関も充実していて、30分待ってもバスが来ないなんてありえません。ただし、何をするにもお金がかかり、Togo-Togoにいたときとは比べ物にならないくらい毎日お金が飛んでいってます。道路も常に渋滞していて、排気ガスも沢山。
 ネットの環境がよく、写真もアップできるので、過去のページにも今まで載せられなかった写真をアップしておきました。
 今日はこれから、日本からやってくる姉ちゃんと友達を 空港に迎えに行きます。
 楽しい旅の始まりです。

2008年9月11日木曜日

プアサ(2)

 ラマダン月に入って11日目。途中で水を飲んだりお菓子を食べたりする日もありながら、一応まだプアサを続けています。(完全にプアサを達成した日は5日間くらいですが…)昼間食べ物を口にしないのは大丈夫だけど、この暑さで水分を補給しないのは体に悪そうなので、最近は軽く水分補給をするようにしてます。そして何より一番つらいのは午前3時に起きて、油たっぷりの料理を食べないといけないこと。午後7時ごろに晩御飯をたくさん食べるのでまだおなかがすいていないし、眠くて胃も働かないうちに、ikan goreng(揚げ魚)、ayam goreng(フライドチキン)、 トウモロコシ入りの揚げ物、そしてデザートにpisan goreng(揚げバナナ)とピーナッツ入り揚げ菓子、といった具合に揚げ物攻め。ホームステイ先のibu(お母さん)の勢いに押されて断ることもできず、無理やり食べては胸やけを起こしています。(こうなると、昼間、何も食べないでいられることを幸せに感じます。)おまけに、食べた後すぐに寝るし、昼間は体力温存のためにあまり動かないので、おなかが一回り大きくなり、メタボリック気味。断食で体が浄化されて健康になるという話も聞きましたが、どうも私には合わないようです。
 さて、私はそろそろプアサ一色のジェネポントを抜け出して、旅行に出かける予定です。15日にジャカルタに行き、日本からくる姉と友達に19日に合流して、しばらくインドネシアを散策します。まだまだ、インドネシアのことはほんの少ししか知らないけど、2人にインドネシアの素敵なところを紹介できたらなと思っています。

2008年9月1日月曜日

ラマダン


 今日からラマダンに突入。今月いっぱいは、イスラム教徒は朝4時ごろから夕方6時ごろまで飲まず食わずの断食を行います。私の学校は先生も生徒も全員(私以外)イスラム教なので、学校は休みになります。
 今日は私も断食に挑戦。夜中3時に起きてご飯を食べ、4時半以降は何も口にしません。テレビではラマダン時期の特別番組がたくさんあって(日本の正月のよう?)、家族みんなで朝からクイズ番組を見て楽しんでました。お祈りを済ませて、5時くらいから子供も大人も外に散歩に出ていきます。私も近所の子供たちと自転車に乗ってひと遊びしてきました。
 さて、Togotogoでの生活は毎日面白いことがあふれてます。kebun(畑)にヤシの実に似た木の実を採りに行ったり、畑で採れたトウモロコシをみんなで集まってmepu(実を取る作業)したり。
 先週の日曜日には隣の県にあるプールに泳ぎに行きました。山から流れてくる水をそのまま使ったプールで大人用と子供用の2つのプールがあります。プールの横にはあずま屋がたくさんあって、ピサンゴレン(揚げバナナ)など売る売店もひしめき合ってます。私たちは1台の車になんと21人も乗って、お弁当を持って出かけました。泳いだあとはあずま屋の横で魚を焼いて昼ごはん。山から流れてくる水で体を洗って帰りました。
 また、ここ、Jeneponto県は馬がたくさんいることで有名で、うちの周りでも馬がたくさん飼われていて、畑仕事に使われています。中学校の生徒が馬をたくさんひきつれて畑に向かう姿もよく目にします。鞍もつけずに上手に馬を乗りこなしていて、頼もしさを感じます。ちなみに、結婚式などのお祝い事では、馬の肉がごちそうとして出てきます。
そろそろおなかがすいてきましたが、あと3時間我慢すればおいしいご飯が待ってます。これで、少しは痩せられるかも…。
  ※写真は、金曜日の朝に行なわれる体操の様子です。女子はロングスカートにジルバブをかぶったままの恰好でやっています…
 

2008年8月20日水曜日

活動開始


 ついにやってきました。Arungkeke第一中学校。8月5日に無事赴任しました。
 学校はJeneponto県、Arungkeke地区にあります。トウモロコシ畑と高床式の家に囲まれていて、とてものどかな雰囲気です。校長始め、教員、事務員さん、用務員の人、みんな仲が良くてアットホームな雰囲気です。風通しのよい通路で、よく集まっておしゃべりしてます。
 生徒は全員イスラム教徒で、女子はみんなジルバブで頭をおおい、髪の毛が見えないようにしています。礼儀正しく、気持のよい挨拶をしてくれます。
 ホームステイは、事前に聞いていた家が急きょ駄目になり、次に連れて行ってもらったところが、床の隙間から下が見える高床式住居。治安の面もあって、そこは没になり、学校の教務主任の先生の家に住まわせてもらうことになりました。家はTogotogoという地域にあり、中学1年生と小学4年生の女の子がいます。毎日、この2人にインドネシア語を教わっています。Togotogonにも高床式住居がたくさんあり、馬と、山羊と、鶏と、牛が道を歩いています。夕方は、家の前でみんな夕涼みをしてて、散歩しているといろいろな人に声をかけられます。子どもからお年寄りまで、この時間をゆったりと楽しんでいます。
 学校では、Sraiman先生について、今は授業を見学させてもらっています。生徒は教科書を持っていなくて、学校の教科書を2人で1冊ずつ使っています。教科書がないので、必要なことは全部ノートに書き写しています。インドネシア語ができるようになったら、私も授業をさせてもらう予定ですが、なかなか日本と同じようにはいかないようです。ここでできることを考えていかないと…。

2008年8月3日日曜日

東洋1の夕日?

 一緒に来た仲間たちは一人、また一人と任地に旅立っていっていますが、私はまだまだ、マカッサルに足止め中です。先日、世界3大夕日の一つ(他の2つ知ってたら教えてください)で、東洋1であるというマカッサルの夕日を見に行きました。海に沈む瞬間まで見ることができ、任地での活動のスタートにあたり、ご利益がありそうでした。
 マカッサルは赤道に近いので昼間の日差しはじりじりと焼けるようです。(今は乾季なので、これでも雨季よりは涼しいそうです。海産物が豊富で、街を歩いていても、店頭で魚を焼いているいいにおいが漂ってきます。言葉も習慣もジャワ島とはまた一味違っていて、これからスラウェシの面白いところを探してみたいと思います。

2008年7月30日水曜日

いよいよ任地へ!!

 語学研修、フィールドトリップも終了し、今日、いよいよスラウェシ島に行きます。
といっても、任地に着くのは8月5日で、しばらくマカッサルという都市に滞在です。
同期の隊員も、一人、またひとりと任地に旅立っていき、さみしい反面やっと本番がスタートするのだなという気持ちも湧き出てきています。
 赴任先の中学校の写真を見せてもらったけど、のどかな環境のようでした。同僚の先生の家にホームステイすることも決まりました。もうすぐ、新しい生活のスタートです。

2008年7月15日火曜日

王宮へ

 日曜日に、KRATON(王宮)に行きました。広い宮殿に、たくさんの展示物があり、当時の繁栄の様子が伝わってきた。王宮の行事のときの写真や絵があったけど、男性も女性も衣装が本当に鮮やかで、インドネシアの文化の奥深さを感じられた。バティックの模様や製作工程についての展示がもあり、興味深かったけど、説明がうまく理解できなくて残念だった。インドネシアにいる間にいろいろな地方のバティックを見てみたいと思う。
 語学研修も残すところ1週間となってしまった。昨日は先輩隊員が活動していた中学校に見学に行ってきた。インドネシアは昨日が新年度の始まりで。残念ながら授業は見られなかったが、校内を案内してもらい、インドネシアでの理科の授業の様子を教えていただいた。見学した学校は設備がよく整った学校だということで、実験キットのようなものは結構数がそろっていた。でも、ガスバーナーはなく、洗い場は小さいものが教室の隅にある程度。私の赴任する学校はもっと田舎にあるので、実験をするにはかなり工夫がいりそうです。
 新年度最初ということで、首から大きなネームプレートを提げて校内を案内してもらっているかわいい新入生に会うことができた。イスラム教式なのか、握手をした後その手(自分の手)を胸に当てたり、私の手をそのまま頬につけたりと、とっても丁寧に挨拶をしてくれて感動。赴任校の生徒に会うのが楽しみです。
 

2008年7月9日水曜日

プランバナンでラーマヤナ

昨日の夜は、友達に誘われて、ヒンズー教の遺跡、プランバナンへ、伝統舞踊ラーマヤナを見に行ってきました。
遺跡をバックに舞台が組まれていて、神秘的な音楽と、カラフルな衣装、個性的な踊りを十分堪能してきました。
日本の歌舞伎に似た動きがあったり、沖縄の音楽を彷彿とさせるメロディーがあったりしましたが、やっぱり、日本では味わえない、インドネシア独特の文化で、素敵な時間をすごすことができました。

ジョグジャカルタでの語学研修も中盤に差し掛かり、昨日から職種の専門的な内容に入りました。
言葉がどんどん難しくなってきて、頭がついていかない状況です…。
Pelan-Pelan(ゆっくり)とあせらずに進めていきたいです。