2008年8月20日水曜日

活動開始


 ついにやってきました。Arungkeke第一中学校。8月5日に無事赴任しました。
 学校はJeneponto県、Arungkeke地区にあります。トウモロコシ畑と高床式の家に囲まれていて、とてものどかな雰囲気です。校長始め、教員、事務員さん、用務員の人、みんな仲が良くてアットホームな雰囲気です。風通しのよい通路で、よく集まっておしゃべりしてます。
 生徒は全員イスラム教徒で、女子はみんなジルバブで頭をおおい、髪の毛が見えないようにしています。礼儀正しく、気持のよい挨拶をしてくれます。
 ホームステイは、事前に聞いていた家が急きょ駄目になり、次に連れて行ってもらったところが、床の隙間から下が見える高床式住居。治安の面もあって、そこは没になり、学校の教務主任の先生の家に住まわせてもらうことになりました。家はTogotogoという地域にあり、中学1年生と小学4年生の女の子がいます。毎日、この2人にインドネシア語を教わっています。Togotogonにも高床式住居がたくさんあり、馬と、山羊と、鶏と、牛が道を歩いています。夕方は、家の前でみんな夕涼みをしてて、散歩しているといろいろな人に声をかけられます。子どもからお年寄りまで、この時間をゆったりと楽しんでいます。
 学校では、Sraiman先生について、今は授業を見学させてもらっています。生徒は教科書を持っていなくて、学校の教科書を2人で1冊ずつ使っています。教科書がないので、必要なことは全部ノートに書き写しています。インドネシア語ができるようになったら、私も授業をさせてもらう予定ですが、なかなか日本と同じようにはいかないようです。ここでできることを考えていかないと…。

2008年8月3日日曜日

東洋1の夕日?

 一緒に来た仲間たちは一人、また一人と任地に旅立っていっていますが、私はまだまだ、マカッサルに足止め中です。先日、世界3大夕日の一つ(他の2つ知ってたら教えてください)で、東洋1であるというマカッサルの夕日を見に行きました。海に沈む瞬間まで見ることができ、任地での活動のスタートにあたり、ご利益がありそうでした。
 マカッサルは赤道に近いので昼間の日差しはじりじりと焼けるようです。(今は乾季なので、これでも雨季よりは涼しいそうです。海産物が豊富で、街を歩いていても、店頭で魚を焼いているいいにおいが漂ってきます。言葉も習慣もジャワ島とはまた一味違っていて、これからスラウェシの面白いところを探してみたいと思います。