2009年2月6日金曜日

近況報告

 1月5日semester2(2学期)が始まり、早くも1か月がたちました。
今学期は、1年生2クラスを私が、3年生4クラスをカウンターパートが中心になって授業をすすめ、お互いの授業を参観するという形をとっています。
 12月までに、実験のある授業を数回もたせてもらったけれど、自分でずっと受け持つとなると責任も重大ですし準備も大変です。でも、自分で単元の計画から立てることができ、班作りや授業のルールなども自分で決められ、自分のやりたい授業が少しずつ実践できています。
 これまでに「物質の膨張」や「熱量と温度上昇」などの内容を学習しました。ペットボトルの上にコインを載せ、お湯で温めると膨張した空気が逃げることでコインが動くといった簡単な実験でも、生徒は興味シンシンです。でも、なぜそうなるのかといった理由を考えることに慣れていなくて、自分で考える前に「答えは何?」と正解を求めることがよくあります。カリキュラムには難しい膨張率の計算などが出てきて、生徒は理解する前に難しい公式を無理やり覚えるという学習が普通になっているようです。
 これからも、たびたび実験を取り入れて、自分で考える楽しさを味わってもらえたらなと思います。

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