今、停電の中、久しぶりにブログの原稿を書いています。
気がつけば、インドネシアでの生活も残り1ヶ月半。
学校の教員や生徒、近所のおじさんやおばさん、ペテペテ(ミニバス)で隣に座った人、などなどに、「もうすぐ帰るんだね、残りわずかだね。」と日に何度も言われる。そして、あれもやっておけばよかった、これもやっておけばよかったと後悔することが毎日何十回もある。
ここ数週間、悶々としていたけど、いまさらじたばたしても仕方がないので、毎日できることを一つずつやっていこうと思った。
実際、1月末からは、今まで停滞していたことが一気に動き出して、もっと早くに手がけられていればと思いながらも、ちょっとした充実感を感じている。
まずは、予算がついたおかげで、MGMP(地域の教師学習会)が1年ぶりに開かれ、久しぶりに郡内の理科の先生たちと顔を合わせ、1回限りだけど実験の練習会の企画ができたこと。
そして、理科教員不足で活動の意義を見失いそうになった巡回校のルンビア中学校で、新しく赴任してきた先生と組んで、授業研究を実施できたこと。また、以前からカウンターパートと話していた、アルンケケ郡内での授業研究も実施されることになり、私の帰国までに計5回の計画が立ったこと。
それから、単発だけど、放課後の課外授業で生徒30人を対象に、簡易カメラ作りの科学教室を開催することになったこと。
この機会を最大限に生かせるように、これまで自分に不足していた、
1 準備を確実に行うこと2 まわりの人とコミュニケーションを十分にとること
3 インドネシア語の苦手意識に負けず、自分の意見をしっかり伝えること
を心がけていきたい。
具体的に、やりたいことは、
1 郡内の授業研究で、毎回自分の意見をしっかり言う。
2 最後の授業研究の日に、帰国報告を兼ねて提案をさせてもらう。
おまけとして、
・村の人や子どもとたくさん話をして、Bahasa Daerah(現地語) を一つでも多く覚える。
・報告書○号を来週中に仕上げる。
・ルンビアの理科室の整理を手伝う。
おととい、植村直己の本を読んで、人一倍臆病な筆者が冒険に臨む時、多くの人に宣言し、後に引けないようにするということが書いてあったので、私も後に引けないように、ブログに書いてみました。
後は、実行あるのみ。
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